自己紹介3


更に前回の続きです。自己紹介ブログその3。

いろいろと活動が広がってきたところまで書きましたが、今回は僕がどのようなコンセプトで絵を描いているか書きたいと思います。

絵の具でカラフルな絵を描き始めた当初は、直感のままに良いと思ったものをそのまま描いていましたが、描いていくうちに理由が欲しくなり、自分の絵のコンセプトを考えるようになりました。

動物をモチーフによく描くことから自然界の調和や、生物たちが大きな地球で共生していることを意識して描くようになってきました。また時代背景も、人間社会には分断や差別が多くあることから、「調和・共生」というコンセプトのもと自然界から学ぼうというメッセージを込めました。

しばらくそのままカラフルな絵を描き続けていましたが、カラフルな画風のアーティストが多くいることから、徐々に絵に深みを出せるように意識して、少し落ち着いたトーンの絵も描くようになりました。

よりメッセージ性のあるアートを描きたいと思うようになり、また僕自身もこれまで社会への適応で苦労してきたことや、コロナ禍で生活の大変さを経験して、自然によりマイノリティの視点で描くことを意識するようになりました。

この頃から象をよく描くようになり、僕の描く象は英語の「White elephent=(社会の役に立たないもの、お金ばかりかかって無用なもの、という意味)」から来ています。これも僕自身が心身で長く苦労してきた体験から来ています。

世の中でなかなか声をあげられない人がいることを近年で多く知り、また生まれながらの複雑な事情などで不本意な人生を強いられている人たちがいることなどを、更に絵に込めたいと思いようになりました。

そこで「弱きものたちの声」という言葉をコンセプトに加えました。

どんな形、姿で生まれても誰にでも平和に生きる権利があるはずです。そんな思いを温和で少し寂しげな象の姿に重ねています。

長くなりましたが、また続きを書こうと思います。


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